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電動バイクのメリットとデメリット

電動バイクの場合、走行に必要なエネルギーとしてかかる電力のコストは、ガソリンバイクのおよそ10%程度で済みます。そのうえ家庭でも充電でき、燃料補給のためにガソリンスタンドへ行く必要がありません。また、エンジンオイルの交換が不要なので、メンテナンスコストが安くなります。構造が単純ゆえにメンテナンスも楽で、自分でもメンテナンスができます。

また、水力発電や原子力発電、風力発電など、化石燃料よりも資源的な制約の少ない多種多様なエネルギーを活用して充電ができます。バッテリーを除けば、構成部品の寿命が長いです。

走る際には、ガソリンエンジンバイクよりも静粛です。走行時に排気ガスを出さないため、屋内でも利用することができます。

一方、航続距離が短く、すぐに充電が必要になります。しかし再充電に時間がかかるうえに、現時点では街中に充電設備が発達していません。長距離の走行には向いていないでしょう。

静粛すぎて歩行者に気付かれにくいため、事故につながる可能性も高いです。最高出力が弱く、上り坂の走行にはあまり適していません。

現時点では小規模メーカーの製品が多く、大手メーカーほど販売網や保守体制が充実していないこともデメリットのひとつです。バッテリーは消耗部品なので、寿命などにより交換のメンテナンスコストが発生します。

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2011年05月17日 17:49に投稿されたエントリーのページです。

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